我が国とブラジルの支援活動の過去・現在・未来と題して、ロータリークラブを通じて現在マットグロッソドスル連邦大学へ高知大学医学部からの医療支援を3年間にわたって継続されておられ,民間会社社長兼空手道場の責任者でもあられる戸田明師範と、新しいボルソナーロ大統領のもとでのブラジルの未来とその付き合い方について、第一人者の神田外語大学の舛方周一郎先生をお呼びして、京都大学にて今年度二回目の日伯フォーラムを開催することになりました。終了後はブラジルパーティーを企画中です。ぜひいらしていただけますようお願い申し上げます。
プログラム
13:30−13:40 趣旨説明 山敷庸亮 京都大学大学院総合生存学館 教授
13:40−14:25
講演1
講師 戸田 明 高知南ロータリークラブ財団委員長・新日本空手道連盟正道会館戸田道場代表
タイトル 「ブラジル医療支援〜心と心、想いをつなぐ」
14:25−14:40 コメント アンドレア 漆間 (京都大学東南アジア研究所助教)(予定)
14:50−15:35
講演2
講師 舛方周一郎 神田外語大学 専任講師
タイトル
「ボルソナーロ新政権の成立とこれからの日伯交流の行方」
15:40−16:50
パネルディスカッション
司会 山敷庸亮 京都大学大学院総合生存学館 教授
パネリスト 講演者に加えて
藤村 哲 体験創庫かけはし代表 日伯架け橋の会共同代表
能城賢司 能城国際行政書士事務所所長 武道作家
16:50−17:00
閉会挨拶 萩原 八郎 四国大学教授 日伯架け橋の会共同代表
終了後、第2部 ブラジル関係パーティー
(費用 2000円程度)
なお、参加申し込みは、以下のこくちーずにもよろしくお願いします。
https://kokucheese.com/event/index/548452/
講師プロフィール
戸田明(Akira Toda)
(有限会社四国浄管代表取締役社長)
東京でTV番組等の映像プロデューサー、ディレクターを経て、2002年高知へ帰郷し会社経営に携わる。土木建築、防災製品開発販売、スポーツ教室を業務展開。(今年から)ブラジル南マットグロッソ州に高知大学病院医師等を派遣し、高度医療の普及と医療環境の改善のための活動を行なっている。
高知南ロータリークラブ財団委員長
正道会館戸田道場代表
アンドレア百合フロレス漆間 (Andrea Flores Urushima)
(京都大学東南アジア地域研究研究所 ・特定助教)
ブラジル・サンパウロ出身。サンパウロ大学建築学部卒。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程修了(2008) 博士(人間環境学)。ブラジル・日本の都市計画と、人間・環境問題について様々な先進的な研究を行う。日本とブラジルの都市問題比較研究会を京都とサンパウロで開催し、両国での研究交流を推進する。
能城賢司(Kenji Nogi)
(能城国際行政書士事務所長)
19歳で行政書士試験合格。その後、留学プランナーとして「空手留学」を企画、同時に書いたパブ記事が出版社の意向で雑誌の特別企画となりライター業を始める。33歳で当時、世界最大手の語学教室の社長室に就任し、「異文化交流」を軸に企画や法務を担当。2009年に、極真空手の大山倍達の直弟子岸信行を題材に不動武のペンネームで出版、好評を博す。現在は能城国際行政書士事務所を設立、入管法改正後の「国内の国際社会」を研究中。
藤村哲 (Tetsu Fujimura)
(体験創庫かけはし代表)
慶應義塾大学在学中に日本ブラジル交流協会19期生として、ブラジルサンパウロ州ポンペイア市にある西村俊二技術財団で研修。帰国し卒業後は一般企業で働いたのち、NPO法人自然体験活動推進 協議会で職員になる。現在は体験創庫かけはしの屋号で、自然体験・環境教育・地域活動支援・農業分野などの事業を手掛けている。そのかたわら日伯かけ橋の会共同代表として、会が企画・運営する日伯のかけ橋になるイベントに携わっている。
萩原八郎 (Hachiro Hagiwara)
(日本ブラジルかけ橋の会共同代表/四国大学経営情報学部教授)
東京都出身。早稲田大学教育学部卒。日伯7期生としてサンパウロ大学で研修。立正大学大学院文学研究科認定退学。外務省在ブラジル日本大使館専門調査員などを経て、現職。専門は都市地理学とラテンアメリカ地域研究。著書に「ブラジルの都市問題—貧困と格差を超えて」(編)などがある。
舛方周一郎 (Shuichiro Masukata)
(神田外語大学外国語学部専任講師)
群馬県高崎市出身。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。サンパウロ大学国際関係研究所(IRI-USP)客員研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、現在神田外語大学外国語学部に勤務。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科で博士号(国際関係論)を取得(2018)。専門は、国際関係論、ラテンアメリカ政治(ブラジル)。
山敷庸亮(Yosuke Alexandre Yamashiki)
(京都大学大学院総合生存学館 教授 専攻長)
滋賀県大津市出身。京都大学工学部、サンパウロ大学修士課程、京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了・博士(工学)。NGO, UNEP-IETC,日本大学准教授、京都大学防災研究所准教授、サンパウロ大学客員教授などを経て現職。UNEP勤務時代より、ラ・プラタ川流域のネットワーク構築を主体的に行なっていたが、原発事故をきっかけに福島周辺の河川調査などを行う。日伯11期生としてサンパウロ大学で研修。