“第30回
日伯フォーラム
コロナ以降の日伯の人材育成と
学生交流のあり方を模索する
【開催趣旨】
コロナ禍から4年目に突入した2023年ですが、世界はコロナとともに活動する方針を選択し、国を超えての人材交流が再び始まってまいりました。世界中に学生を派遣しようとすると、コロナ前の状況と一変し、安い円と高騰した宿泊費がのしかかります。一方で世界中の人材交流はますます盛んになっております。今回は、このような海外への人材派遣の状況を京都大学から、そしてブラジル、そして世界に展開する宇宙事業について、ブラジルとの交流の経験のある3名を招いて講演を行います。
主催:日伯かけはしの会 主管京都大学大学院総合生存学館 環境災害研究会
日時:2023年7月15日(土曜日)13:00~16:00(日本時間)
会場: 東一条館大会議室 および ズーム(ハイブリッド開催)
定員: 50名(先着) 参加費: 無料
申し込み
申込方法:
以下のリンクから申し込みお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScAK8nQkM3O-LOtD6ehJhtUAe9F6gcfvwXxxwiOfmw-WRhMAw/viewform
ズームアドレスをお送りします。
13:00-13:05 挨拶 山敷庸亮 京都大学大学院総合生存学館教授
13:15-13:40 講演1 「宇宙技術による新たなビジネス機会と課題解決への期待:ブラジルの事例等を中心に」
福代孝良 株式会社アークエッジ・スペース代表取締役CEO/内閣府宇宙政策委員会専門委員
13:50‐14:20 講演2 「ポストコロナの大学院生海外派遣」
山敷庸亮 京都大学大学院総合生存学館教授
14:30-15:20 講演3 「ブラジル人としてリオでの研修を終えて」
Thiago Negrão Chuba(チアゴ ネグラオン シュバ)
京都大学大学院総合生存学館博士課程
15:30-15:55 ディスカッション
【コーディネーター】
山敷庸亮 京都大学大学院総合生存学館教授
【ディスカッサント】
萩原八郎 日本ブラジルかけ橋の会協同代表/四国大学教授
尾曾菜穂子 日伯フォーラム ブラジル日本交流協会研修生
15:55-16:00 挨拶
藤村哲 日本ブラジルかけ橋の会協同代表
福代孝良(Takayoshi Fukuyo)
(株式会社アークエッジ・スペース代表取締役CEO/内閣府宇宙政策委員会専門委員)
東京大学大学院を修了後、JICA専門家、外務省、内閣府宇宙開発戦略事務局、東京大学空間情報研究センターで特任准教授を経験。2018年にスペースエッジラボ(現在のアークエッジ・スペース)を創業。森林管理や自然資源管理、アフリカの開発問題など、国際協力業務に従事。内閣府ではアジア・南米・中東・アフリカと宇宙協力並びに宇宙技術を活用したSDGs協力に取り組む。現在は6U衛星コンステレーションの構築事業を進め、新たな宇宙ビジネスの開拓や月のインフラ構築、深宇宙探査にも取り組んでいる。
山敷庸亮(Yosuke Alexandre Yamashiki)
(京都大学大学院総合生存学館教授
かけ橋の会副代表(フォーラム担当))
京都大学工学部卒、京都大学博士(工学)。日本ブラジル交流協会を通じてサンパウロ大学で研修(1991)、その後サンパウロ大学工科大学院にて修士号を取得(1994)。東京大学理学部講師(非常勤)、日本大学理工学部講師・准教授、京都大学防災研究所准教授などを経て現職。サンパウロ大学客員教授(2010)。ブラジルの洪水・土砂災害に関する研究調査、福島第一原発事故の影響を受けた河川調査などを行う。2018年3月、ブラジリアで開催の「世界水フォーラム」に参加。現在は京都大学で留学生たちとの共同研究に励む。
チアゴ ネグラオン シュバ(Thiago Negrão Chuba)
(京都大学大学院総合生存学館博士後期課程)
サンパウロ大学リベロンプレート医科大学を卒業し、ブタンタン研究所でヘルス・イノベーション・マネジメントのMBAを取得した後、京都大学大学院総合生存学研究科修士課程で修士号を取得。リオデジャネイロの国立工業所有権研究所(INPI)で博士課程インターンシップを修了し、技術的成熟度と知的財産に関する専門知識を習得。材料科学とバイオテクノロジーの分野で幅広い研究経験を持ち、ジュニア・エンタープライズ運動にも積極的に参加している。
萩原八郎 (Hachiro Hagiwara)
(四国大学教授
日本ブラジルかけ橋の会共同代表)
東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。日伯7期生としてサンパウロ大学で研修。立正大学大学院文学研究科認定退学。外務省在ブラジル日本大使館専門調査員などを経て、現職。専門は都市地理学とラテン アメリカ地域研究。著書に「ブラジルの都市問題―貧困と格差を超えて」 (編)などがある。
尾曾菜穂子(Naoko Oso)
(日伯フォーラム ブラジル日本交流協会研修生)
茨城県出身、23 歳。立教大学異文化コミュニケーション学部出身。研修先はピラールドスール日 本語学校(サンパウロ州)。将来はジャーナリストを目指し、雑誌等への寄稿を続けている。
日本ブラジルかけ橋の会は、ブラジルで留学研修したOB・OGを中心とする任意団体です。
日伯フォーラムは、ブラジルの最新事情を様々な分野で活躍する人々から学び、日伯関係を考える場です。
2011年2月からこれまで、以下のようなテーマで開催してきました。
第1回 「気候・社会変動とブラジル ~ブラジルの気象水象災害と社会経済発展状況~」(主催・京都大学)
第2回 「東日本大震災とブラジル ~震災後の日伯交流を考える~」
第3回 「ニッポンのKOBAN、ラテンアメリカへ ~ブラジルの治安と日本の貢献~」
第4回 「リオ+20 地球サミットを迎えて ~「国連持続可能な開発会議」の見方~」
第5回 「日本とブラジルの姉妹都市交流を考えるin名取」
第6回 「日本とブラジルをつなぐ人材育成」
第7回 「アマゾンの大洪水とアグロフォレストリー」
第8回 「ブラジルの人生哲学『ジェイチーニョ』の秘密」
第9回 「言葉・文化・音楽と日伯交流」
第10回 「多文化共生と日伯交流」
第11回 「日伯交流120周年記念日伯フォーラム グローバル人材の育成と国際交流」
第12回 「リオオリンピック前年に四国でスポーツを語る」
第13回 「ニュースの見方タテヨコナナメ」
第14回 「日本におけるブラジル人の教育と未来」
第15回 「リオデジャネイロの魅力と可能性を語る」
第16回 「RIOからTOKYOへ ―スポーツを通じた日伯交流の可能性―」
第17回 「日伯かけ橋の会の今後の展望を考える」
第18回 「ブラジルの都市・環境災害とその解決方法について」
第19回 「ブラジル移民110周年記念・これからの日伯交流を語る」
第20回 「ブラジルへの支援 過去・現在・未来」
第21回 「姉妹都市交流 今・昔」
第22回 「アマゾンと都市」
第23回 「アマゾンの森と先住民族のいま・未来&グアララペスのお話 vol.2」
第24回 「コロナ時代の日伯交流のカタチ(その1) 」
第25回 「コロナ時代の日伯交流のカタチ(その2)アマゾンの魅力の発信方法」
第26回 「コロナ時代の日伯交流のカタチ(その3)離れたままでの教育と交流」
第27回 「コロナ禍の日伯関係」
第28回 「コロナ禍の中で日伯の人材育成と交流のあり方を模索する」
第29回「コロナ禍のブラジル情勢を知り今後の日伯人材育成と交流のあり方を模索する」
」